【マギストスについて】
【マギストス】は、融合・シンクロ・エクシーズ・リンクを装備しながら戦う【魔法使い族】テーマです。
当初はカジュアルテーマと見られていましたが、ここ最近の強化で一気に環境レベルのテーマへと成長しました。
特に《封印の魔導士スプーン》の登場により、1枚初動で展開できるようになったのが大きいですね。
装備状態の【マギストス】をコストにしてSSできる《精霊コロゾ》は、2~3枚採用の必須カードとなっています。
一時期めちゃめちゃ高騰してましたが、PP2025に再録される見込みもあって、シングル価格は落ち着いているようです。
※ よく見たらPP再録は来年ですね、残念。
【新規まとめ】
そんな【マギストス】ですが、遊☆戯☆王 OCG STORIES で【マギストス】編が進行中で、今後の強化も約束されている中、PP2025で強化がきました。
まさかの複数テーマにまたがる強化となっており、今回は【ウィッチクラフト】【召喚獣】とのコラボです。
実際に混合デッキが組めるのかどうかは微妙ですが、ファンデッカーとしては構築の幅が広がるので楽しみです。
【《結晶魔術 光の涙》】
速攻魔法
このカード名はルール上「マギストス」カード、「ウィッチクラフト」カードとしても扱う。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●自分フィールドに「マギストス」モンスターか「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合に発動できる。
デッキから魔法使い族モンスター1体か魔法カード1枚を墓地へ送る。
●相手が効果を発動した時に発動できる。
手札・デッキから「マギストス」モンスターか「ウィッチクラフト」モンスター1体を特殊召喚する。
まずは【ウィッチクラフト】。
《結晶の大賢者サンドリヨン》《ウィッチクラフト・パトローナス》でサーチできます。
一応《ウィッチクラフト・ジェニー》でコピーもできますね。
《結晶魔術 光の涙》の(1)効果は、↓↓のいずれかを適用するというもの。
① 自分フィールドに【マギストス】or【ウィッチクラフト】が存在する場合に、デッキから【魔法使い族】or 魔法カード1枚を墓地へ送る。
② 相手の効果発動にチェーンして、手札・デッキから【マギストス】or【ウィッチクラフト】をSSする。
名称ターン1はないので、どちらかの効果を使った後に《ウィッチクラフト・バイスマスター》で回収して、もう片方の効果を使うこともできるのがいいですね。
①はかなり汎用性が高いので、どこかで悪用されそう。
《昇霊術師ジョウゲン》を落として《神聖魔皇后セレーネ》とかで蘇生したらヤバいですし、単純に《封印の魔導士スプーン》を落とすだけでも強いので、ぼちぼち考えていきたい。
②でデッキから《絶火の大賢者ゾロア》を呼べば、レベル4×3体の展開に持ち込めるのもシンプルに強いなと思います。
【《天賦の魔導士クロウリー》】
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、「マギストス」融合モンスターか「召喚獣」融合モンスター1体を融合召喚する。
(3):フィールドの表側表示のこのカードを融合素材とする場合、カード名を「召喚師アレイスター」として扱う事ができる。
こちらは【召喚獣】。
《法典の大賢者クロウリー》と同じ【クロウリー】で、(1)効果で手札から自身をSSできるのも似ていますね。
《封印の魔導士スプーン》や《聖魔の乙女アルテミス》でサーチするだけでSSできるのは優秀。
(3)効果で、場に表側表示でいる間は《召喚師アレイスター》として扱って融合素材にでき、(2)効果で【召喚獣】の融合召喚までできるので、EXデッキの枠さえ確保できれば好きな【召喚獣】が出せます。EXデッキの枠さえ確保できれば。
単純に(1)効果だけでも優秀なので【マギストス】デッキなら採用したいですね。
【新規まとめ②】
この記事の執筆後に、さらに新規カードが判明しました。
ではでは。