dandeです。
今回は、12月8日発売予定のストラクチャーデッキ-ソウルバーナー-で登場する《転生炎獣フォウル》を取り上げます。
なんといっても、その最大の特徴は、『炎属性・守備力 200』という魔法のステータス。《真炎の爆発》に対応しています。
通常魔法
自分の墓地から守備力200の炎属性モンスターを可能な限り特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時にゲームから除外される。
以前、《真炎の爆発》を採用した【転生炎獣】デッキを紹介しましたが、この時は《真炎の爆発》に対応した【転生炎獣】はいませんでした。
怒涛の新規情報の中にしれっと紛れ込ませる辺り、公式のいたずら心が感じられます。その調子でもっと出してくださいね。
前置きが長くなりましたが、内容を見ていきましょう。
目次
【《転生炎獣フォウル》】
効果モンスター
星4/炎属性/サイバース族/攻1800/守 200
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「転生炎獣フォウル」以外の「サラマングレイト」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):手札及び自分のフィールドの表側表示のカードの中から、「サラマングレイト」カード1枚を墓地へ送り、相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
このターン、そのセットされた魔法・罠カードは発動できない。
おまけ程度に見える(2)効果にも、手札でかさばった《転生炎獣Jジャガー》などを墓地に送るという役割があります。
伏せカードを封じながら展開できるので、《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》を絡めたワンキルムーブをする場合にも重宝するでしょう。
(2)効果には回数制限がないので、使用済みの《転生炎獣の意志》などを有効活用できるのもポイントです。
【《真炎の爆発》対応の転生炎獣】
《転生炎獣フォウル》はレベル4なので、《レッド・リゾネーター》とシンクロすることで、《炎星候-ホウシン》をS召喚できます。
シンクロ・効果モンスター
星6/炎属性/獣戦士族/攻2200/守2200
炎属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、デッキから炎属性・レベル3モンスター1体を特殊召喚できる。
また、このカードがシンクロ召喚に成功したターン、自分はレベル5以上のモンスターを特殊召喚できない。
《炎星候-ホウシン》の効果で、デッキから《転生炎獣ガゼル》をSSすることで、さらなる展開に繋げることができます。
【(1)効果について】
(1)効果は、非常に強力であり、【転生炎獣】2体を並べれば《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》の融合召喚ができる【転生炎獣】デッキにとっては、かなり重宝します。
具体的な展開ルートについては、下記の記事を参照ください。
《転生炎獣ガゼル》の効果で《フュージョン・オブ・ファイア》を容易に墓地に送れるようになったため、《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》の転生融合時の効果もさらに狙いやすくなりました。
【まとめ】
今回のストラクチャーデッキで、【転生炎獣】デッキの構築は、基本から見直されることになるでしょう。
特に、転生リンクに関する強化が顕著で、《転生炎獣の聖域》を軸としたデッキが今後の主流になっていくと思われます。
今回紹介したシンクロを軸とした構築は、マイナーな部類になってしまったと思いますが、レベル3の新規モンスターの効果が強力なので、【3軸炎星】ならぬ【3軸転生】というデッキを組んでみても面白いかもしれませんね。
ではでは。