dandeです。
今回は、10月12日発売予定の IGNITION ASSAULT に収録される《ライトニング・ストーム》を取り上げます。
最近の加速したインフレを感じさせるカードですね。
【《ライトニング・ストーム》】
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに表側表示のカードが存在しない場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
●相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
「自分フィールドに表側表示のカードが存在しない場合」という発動条件があるので、後攻1ターン目か劣勢時に使うことが想定されていると思われます。
その効果は、疑似《サンダー・ボルト》+《ハーピィの羽根箒》。
特に重要なのは、後者でしょう。
《大嵐》が禁止カード、《ハーピィの羽根箒》が制限カードの今、これをぶっ込んで来るとは。
最初見た時は、「3枚積める羽根箒とか大丈夫かよ。」という感想しか浮かびませんでした。
【加速するインフレ】
先日発売されたエクストラパック2019では、先攻制圧に一石を投じるカードが多数収録され、大きな話題になりました。
これを機に【罠ビ】系統のデッキが強くなると思われた矢先の《ライトニング・ストーム》。
完全に潰しに来ています。
《ツイン・ツイスター》でさえコスト1枚を払うというのに、こちらはどや顔ノーコスト。インフレしすぎですわ。
遊戯王は、どこへ向かうのか。
・・・と、ここまで批判ばかり書いてきましたが、一晩経って冷静に考え直してみると、「そもそも《ライトニング・ストーム》は、実際3積みされるのか?」という疑問が浮かんできました。
※ 以下、カジュアル勢としての意見。環境は考慮していません。
発動条件からして序盤に引きたいカードなので、採用するなら3積みでしょう。
ただ、これを3積みするデッキって、ほぼ後攻ワンキル狙いのデッキですよね。
先攻制圧できるデッキなら、そもそも後攻想定のカードを3枚も入れないし。
並べるテーマにとっては、初手に引けないと使いづらいし。
アド損しにくいテーマにとっては、中盤以降に引くと腐る可能性あるし。
罠ビにとっては、必要なさそうだし。
実際、どうなんでしょうね。
という賢者タイムに入ってます。
これもすべてインフレが悪い(他責)
ではでは。