炎舞剣闘獣 デッキ 【炎星仙-ワシンジン】

dandeです。

 

今回は、《炎星仙-ワシンジン》を採用した【剣闘獣】デッキの紹介をします。

 

【剣闘獣】+【炎舞】という組合せは、古くからありますが、《炎星仙-ワシンジン》登場以降のデッキ記事が見当たらなかったので、自分でまとめることにしました。

 

 

※ CHAOS IMPACT で強化された【剣闘獣】については、↓↓↓ の記事を参照ください。

 

dandee.hatenablog.com

 

 

 

  目次

 

 

【デッキレシピ】

 

 

剣闘獣アウグストル1
剣闘獣ノクシウス3
剣闘獣ベストロウリィ3
剣闘獣ダリウス3
剣闘獣ラクエル1
剣闘獣アンダル3
レスキューラビット3
微炎星-リュウシシン2
暗炎星-ユウシ1
殺炎星-ブルキ1
捷炎星-セイヴン2
熱血獣士ウルフバーク1
炎王の急襲3
予想GUY 3
炎舞-天枢3
炎舞-天キ3
ハーピィの羽根箒1
ハーピィの羽根吹雪3

計40

【EX】

鳥銃士カステル1
No.41泥睡魔獣バグースカ1
魁炎星王-ソウコ1
間炎星-コウカンショウ1
剣闘獣ドラガシス2
炎星仙-ワシンジン2
混沌の戦士カオス・ソルジャー1
ヴァレルソード・ドラゴン1
剣闘獣ガイザレス2
剣闘獣ヘラクレイノス1
剣闘獣アンダバタエ1
剣闘獣総監エーディトル1

 

 

【《炎星仙-ワシンジン》】

 

 

dandee.hatenablog.com

 

《炎星仙-ワシンジン》については、上記の【炎星】に関する記事で触れています。

昔の【炎舞剣闘獣】にも採用されていた《魁炎星王-ソウコ》との相性も抜群です。

 

 

【《剣闘獣ドラガシス》】

 

 

《剣闘獣ドラガシス》は、【剣闘獣】専用リンクモンスターであり、【剣闘獣】の大量展開には不可欠なカードです。デッキ構築に際しては、安定して《剣闘獣ドラガシス》を出せるようにすることが求められます。

 

リンク・効果モンスター
リンク2/風属性/鳥獣族/攻2000
【リンクマーカー:左下/右下】
「剣闘獣」モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「剣闘獣」モンスターが攻撃する場合、そのモンスターはその戦闘では破壊されず、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(2):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードを持ち主のEXデッキに戻して発動できる。
デッキから「剣闘獣」モンスター2体を特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。 

 

素材指定が緩く、簡単に出せるので、(2)効果で【剣闘獣】のモンスター効果をガンガン発動させていけるのが強力です。

 

後述の《レスキューラビット》は、最も消費が少なく、3枚必須だと思います。

 

 

【剣闘獣と炎舞の相性について】

 

 

【剣闘獣】には、獣戦士族の《剣闘獣ダリウス》《剣闘獣ラクエル》《剣闘獣アンダル》がいます。

 

その中でも《剣闘獣ダリウス》は、現在の【剣闘獣】において特に重要であり、後述の《剣闘獣総監エーディトル》を絡めた展開では、手札に握っておきたいカードです。

 

効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻1700/守 300
このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した時、自分の墓地の「剣闘獣」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、このカードがフィールド上から離れた時、デッキに戻す。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードをデッキに戻す事で、デッキから「剣闘獣ダリウス」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。

 

《剣闘獣ラクエル》は、《炎王の急襲》でデッキからSSすることができ、《剣闘獣ドラガシス》のリンク召喚を補助します。

 

効果モンスター
星4/炎属性/獣戦士族/攻1800/守 400
このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した場合、このカードの元々の攻撃力は2100になる。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードをデッキに戻す事で、デッキから「剣闘獣ラクエル」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。

 

通常魔法
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキから炎属性の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズ時に破壊される。
「炎王の急襲」は1ターンに1枚しか発動できない。

 

《剣闘獣アンダル》は、《レスキューラビット》《予想GUY》でデッキからSSでき、同じく《剣闘獣ドラガシス》のリンク召喚を補助します。

 

通常モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻1900/守1500
高い攻撃力で敵を追いつめる、隻眼の戦闘グマ。
恐るべきスピードと重さを誇る自慢のパンチを受けて倒れぬ者はいない。

 

効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1):フィールドのこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル4以下の同名の通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。

 

通常魔法
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキからレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。

 

このように、獣戦士族の【剣闘獣】には、SSを補助するカードが揃っており、展開の起点である《剣闘獣ドラガシス》に繋げやすくなっています。

 

展開において、さらに重要なのが《炎舞-天枢》ですね。

 

永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、自分のメインフェイズ時に1度だけ、自分は通常召喚に加えて獣戦士族モンスター1体を召喚できる。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、自分フィールド上の獣戦士族モンスターの攻撃力は100ポイントアップする。

 

初動の《レスキューラビット》等を無効にされても、追加の召喚で動くことができます。

また、《炎舞-天キ》も、キーカードである《剣闘獣ダリウス》をサーチでき、強力です。

 

永続魔法
「炎舞-「天キ」」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキからレベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの獣戦士族モンスターの攻撃力は100アップする。

 

《剣闘獣ダリウス》をサーチすることに大きなメリットができたので、以前よりも【炎舞】採用型の【剣闘獣】のデッキパワーは上がっていると言えますね。

 

 

【《剣闘獣総監エーディトル》を絡めた展開】

 

 

【剣闘獣】の最も強力ともいえる動きは、《剣闘獣ドラガシス》で戦闘を行った後のメインフェイズ2に《剣闘獣総監エーディトル》+融合【剣闘獣】を並べるコンボでしょう。

 

融合・効果モンスター
星8/闇属性/獣戦士族/攻2400/守3000
レベル5以上の「剣闘獣」モンスター×2
自分フィールドの上記カードをデッキに戻した場合のみ、EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
このカードは融合素材にできない。
(1):1ターンに1度、発動できる。
EXデッキから「剣闘獣総監エーディトル」以外の「剣闘獣」融合モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
(2):自分の「剣闘獣」モンスターが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にそのモンスター1体を持ち主のデッキ・EXデッキに戻して発動できる。
デッキから「剣闘獣」モンスター1体を特殊召喚する。

 

手札に《剣闘獣ダリウス》が必要なので、先述のとおり《炎舞-天キ》でサーチしておきましょう。

 

 

※  他のサイトでも取り上げられている有名な展開なので、知っている方はさっと読み飛ばしてください。

 

 

 戦闘をした《剣闘獣ドラガシス》の効果で、デッキから《剣闘獣アウグストル》《剣闘獣ダリウス》AをSS

⇒《剣闘獣ダリウス》Aの効果で、墓地の【剣闘獣】をSS

⇒《剣闘獣アウグストル》の効果で、手札から《剣闘獣ダリウス》BをSS

⇒《剣闘獣ダリウス》Bの効果で、墓地の【剣闘獣】をSS

⇒《剣闘獣ダリウス》+【剣闘獣】の2体で、《剣闘獣ドラガシス》をリンク召喚

⇒《剣闘獣アウグストル》+《剣闘獣ダリウス》+【剣闘獣】の3体で、《剣闘獣アンダバタエ》を融合召喚

⇒《剣闘獣アンダバタエ》の効果で、EXデッキから《剣闘獣ガイザレス》をSSし、《剣闘獣ガイザレス》の効果で、相手フィールドのカード2枚を破壊

⇒《剣闘獣アンダバタエ》+《剣闘獣ガイザレス》の2体で、《剣闘獣総監エーディトル》を融合召喚

⇒《剣闘獣総監エーディトル》の効果で、EXデッキから《剣闘獣ヘラクレイノス》をSS

 

《剣闘獣ヘラクレイノス》を出すことで、魔法・罠を封じることができ、強力な布陣になります。

《剣闘獣ドラガシス》が風属性・鳥獣族なので、《ハーピィの羽根吹雪》を握っていれば、さらに堅い盤面ができます。

 

通常罠
自分フィールドに「ハーピィ」モンスターが存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):自分フィールドに鳥獣族・風属性モンスターが存在する場合に発動できる。
ターン終了時まで、相手が発動したモンスターの効果は無効化される。
(2):魔法&罠ゾーンのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「ハーピィの羽根帚」1枚を選んで手札に加える。

 

上記は最も理想的な展開ですが、墓地に2体の【剣闘獣】が必要なので、1体しかいない場合などには、《剣闘獣アンダバタエ》を経由せず、直接《剣闘獣総監エーディトル》を融合召喚するなどの工夫が必要です。

 

その際には、レベル5の《剣闘獣ノクシウス》が融合素材になりますね。

 

効果モンスター
星5/闇属性/獣戦士族/攻   0/守1000
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、その相手モンスターの攻撃対象をこのカードに移し替えてダメージ計算を行う。
このカードはその戦闘では破壊されない。
(2):このカードが「剣闘獣」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「剣闘獣」モンスター1体を墓地へ送る。
(3):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードを持ち主のデッキに戻して発動できる。
デッキから「剣闘獣ノクシウス」以外の「剣闘獣」モンスター1体を特殊召喚する。

 

 

【まとめ】

 

 

ざっと【剣闘獣】についてまとめてみました。

 

最近は、【幻影騎士団】と混合することで容易に効果無効を用意できてしまう等、【剣闘獣】の展開力・スピードでは太刀打ちできないところがあるのは否定できません。

 

ですが、《剣闘獣ヘラクレイノス》や《ハーピィの羽根吹雪》など、【剣闘獣】だからこそ使える強カードもあり、構築次第ではまだ頑張れると思います。

 

ではでは。