スレイブパンサー【念願の戦車サーチ】

dandeです。

 

今回は、7月13日発売予定のCHAOS IMPACT に収録される《スレイブパンサー》を取り上げます。

 

【剣闘獣】に足りなかった魔法・罠サーチができるカードであり、待望の強化と言えますね。

 

 

  目次

 

 

【《スレイブパンサー》】

 

 

f:id:dandee:20190713110048j:plain

リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/獣族/攻 800
【リンクマーカー:左下/下】
「剣闘獣」モンスターを含むモンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「剣闘獣」カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの「剣闘獣」モンスター1体を対象として発動できる。
その「剣闘獣」モンスターを持ち主のデッキに戻し、そのモンスターとは元々のカード名が異なる「剣闘獣」モンスター1体を、「剣闘獣」モンスターの効果による特殊召喚扱いとしてデッキから特殊召喚する。

 

《剣闘獣ドラガシス》に次ぐ【剣闘獣】専用リンクモンスターです。

 

リンク・効果モンスター
リンク2/風属性/鳥獣族/攻2000
【リンクマーカー:左下/右下】
「剣闘獣」モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「剣闘獣」モンスターが攻撃する場合、そのモンスターはその戦闘では破壊されず、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(2):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードを持ち主のEXデッキに戻して発動できる。
デッキから「剣闘獣」モンスター2体を特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。

 

《剣闘獣ドラガシス》の素材指定は、【剣闘獣】2体なのに対し、《スレイブパンサー》は、【剣闘獣】を含むモンスター2体という緩い条件なので優秀です。

 

《レスキューラビット》から《剣闘獣アンダル》2体をSSすれば出せるのはもちろん、《レスキューキャット》から《剣闘獣サムニテ》+【獣族】を出してもリンク召喚できるので、【猫剣闘獣】の復権もあるかもしれませんね。

 

 

(2)効果は、《スレイブタイガー》に近い効果であり、【剣闘獣】の効果を使って、さらにアド差を広げていくことができます。

 

効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻 600/守 300
(1):自分フィールドに「剣闘獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードをリリースし、自分フィールドの「剣闘獣」モンスター1体を対象として発動できる。
その自分の「剣闘獣」モンスターを持ち主のデッキに戻し、デッキから「剣闘獣」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、「剣闘獣」モンスターの効果で特殊召喚した扱いとなる。

 

 

【念願の戦車サーチ】

 

 

【剣闘獣】は歴史のあるテーマで、全盛期は《剣闘獣の戦車》を《剣闘獣エクイテ》の効果で繰り返し回収しながら、《剣闘獣ヘラクレイノス》で完封していくスタイルでした。

 

その後、《ヒーローアライブ》で《E-HERO プリズマー》をSSし、《剣闘獣ベストロウリィ》に名称変更した《E-HERO プリズマー》を《スレイブタイガー》の効果で《剣闘獣ダリウス》に入れ替えて、《剣闘獣ガイザレス》を融合召喚する【アライブ剣闘】が登場するなど、数多くのデッキタイプが生まれました。

 

dandee.hatenablog.com

 

 

その中で、【剣闘獣】に足りなかったものの一つが、魔法・罠のサーチだったように思います。

 

【剣闘獣】には、魔法・罠もサーチできる《剣闘獣サムニテ》がいましたが、《スレイブタイガー》と合わせないとすぐに効果が使えない上、戦闘を介する必要があったので、狙って効果を使うのはなかなか難しい状況でした。

 

効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1600/守1200
このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した場合、このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、自分のデッキから「剣闘獣」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードをデッキに戻す事で、デッキから「剣闘獣サムニテ」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。

 

それが《スレイブパンサー》1枚で同じことができるようになった訳ですから、時代の変化を感じますね。

 

《スレイブパンサー》でサーチしたいカードの筆頭は、《再起する剣闘獣》でしょう。

 

通常魔法
(1):同じ種族のモンスターが自分フィールドに存在しない「剣闘獣」モンスター1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは戦闘では破壊されない。

 

【獣族】以外の【剣闘獣】を蘇生して、そのまま《スレイブパンサー》の(2)効果に繋げられます。《剣闘獣ダリウス》リクルートすればさらなる展開ができますね。

【獣族】は蘇生できないので、《レスキューキャット》始動のパターンでは、墓地に蘇生対象がいなくなる点に注意しましょう。

 

効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻1700/守 300
このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した時、自分の墓地の「剣闘獣」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、このカードがフィールド上から離れた時、デッキに戻す。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードをデッキに戻す事で、デッキから「剣闘獣ダリウス」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。

 

 

他にも、《剣闘獣の戦車》をサーチして、往年の《剣闘獣エクイテ》との回収コンボに繋ぐこともできます。

 

カウンター罠
(1):自分フィールドに「剣闘獣」モンスターが存在し、モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

 

《剣闘獣エクイテ》《剣闘獣ベストロウリィ》《剣闘獣アウグストル》を中心とした【鳥剣闘獣】デッキは、なかなか面白い動きができるのでオススメです。

 

dandee.hatenablog.com

 
 

ではでは。