dandeです。
今回は、《リンクロス》を取り上げます。
目次
【《リンクロス》】
リンク・効果モンスター
リンク1/光属性/サイバース族/攻 900
【リンクマーカー:下】
リンク2以上のリンクモンスター1体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
そのリンク素材としたリンクモンスターのリンクマーカーの数まで、自分フィールドに「リンクトークン」(サイバース族・光・星1・攻/守0)を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「リンクトークン」をリンク素材にできない。
【リンク2】以上のリンクモンスターを素材とする【リンク1】。
リンク値が下がる珍しいリンクモンスターです。
《グラビティ・コントローラー》と合わせれば、EXゾーンのあらゆるモンスターをリンク素材にできるようになりましたね。
《グラビティ・コントローラー》とは異なり、《リンクロス》自身には、リンク素材にできない制約はないので、後述のとおり、ソリティア展開に活用されることになります。
【シンクロ召喚は加速する】
以前、【シンクロ召喚は加速する】というタイトルで紹介したのが《幻獣機アウローラドン》。
トークンを3体生成するという強烈な効果をもち、数々のシンクロ展開が開発されました。
《幻獣機アウローラドン》は、効果使用後にリンク召喚ができなくなるという制約がありましたが、《リンクロス》にはありません。
《リンクロス》の効果で生成されるトークンがリンク素材にできないだけなので、リリース・融合・シンクロの素材に使えば、あとは自由ということです。
このせいで、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》のような締めに使われるリンクモンスターと共存できる、という悲劇が起きました。
《リンクロス》を使った展開のうち、最もメジャーな展開と言えるのは、《武力の軍奏》+《幻獣機オライオン》を絡めた連続シンクロ でしょう。
これを使った展開の一例は、↓↓ の記事を参照ください。
ただし、これらの展開は《水晶機巧-ハリファイバー》を起点としているので、《水晶機巧-ハリファイバー》が禁止カードになってしまうと不可能になります。
4月のマスタールール改定とともに禁止カードになるだろうと予想される《水晶機巧-ハリファイバー》。
皮肉なことに、10期最後のパックで登場した《リンクロス》が、それを後押ししてしまうこととなりました。
もし禁止指定されてしまったら、《聖騎士の追想イゾルデ》など、チューナーをリクルートしてこれるリンクモンスターで代用しましょう。
ではでは。