dandeです。
今回は、【ヌメロン】と【帝】の混合デッキを紹介します。
目次
【デッキ構築に至った経緯】
今回【ヌメロン】デッキを組むにあたって、【帝】を合わせた経緯や、没になったギミックについて別記事でまとめています。
約 4,000字と少し長いので、デッキレシピに関わる記載は、こちらにも引用していきます。
【デッキレシピ】
天帝アイテール3
光帝クライス2
PSYフレーム・ドライバー1
PSYフレームギア・γ 2
ヌメロン・ウォール3
惑星探査車1
冥帝従騎エイドス1
天帝従騎イデア1
灰流うらら3
増殖するG 3
ヌメロン・ネットワーク3
ヌメロン・ダイレクト3
真帝王領域1
テラ・フォーミング1
汎神の帝王3
帝王の烈旋3
希望の記憶1
抹殺の指名者2
墓穴の指名者3
ハーピィの羽根箒1
無限泡影2
計43
【EX】
No.1 ゲート・オブ・ヌメロン-エーカム3
No.2 ゲート・オブ・ヌメロン-ドゥヴェー3
No.3 ゲート・オブ・ヌメロン-トゥリーニ3
No.4 ゲート・オブ・ヌメロン-チャトゥヴァーリ2
CNo.1 ゲート・オブ・カオス・ヌメロン-シニューニャ1
SNo.0ホープ・ゼアル1
PSYフレームロード・Ω1
召命の神弓-アポロウーサ1
【デッキ解説】
今回取り上げる【ヌメロン】は、6月20日発売予定のCOLLECTION PACK 2020 に収録されるテーマ。
《ヌメロン・ネットワーク》1枚からXモンスター4体を繰り出し、【ゲート・オブ・ヌメロン】による攻撃力の倍々ゲームでワンキルを決めます。
【ヌメロン】ギミックにおける先攻展開の筆頭は、《SNo.0ホープ・ゼアル》でしょう。
エクシーズ・効果モンスター
ランク0/光属性/戦士族/攻 ?/守 ?
同じランクの「No.」Xモンスター×3
ルール上、このカードのランクは1として扱う。
このカードは手札の「RUM」通常魔法カード1枚を捨て、自分フィールドの「希望皇ホープ」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードのX召喚は無効化されない。
(2):このカードのX召喚成功時には、相手は効果を発動できない。
(3):このカードの攻撃力・守備力はこのカードのX素材の数×1000アップする。
(4):相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン相手は効果を発動できない。
一切の効果発動を封じるこのカードを《ヌメロン・ネットワーク》1枚で出せるのは破格。
採用率の高い《無限泡影》で無効にされるのが厳しいですが、そこは《抹殺の指名者》でカバーしましょう。
ただ、いくら強いとは言っても、《SNo.0ホープ・ゼアル》単体では相手ライフを0にすることができず、相手が何もしてこなければ場に《SNo.0ホープ・ゼアル》が残るので、《ヌメロン・ダイレクト》が使えないというジレンマを抱えます。
通常魔法
(1):自分のフィールドゾーンに「ヌメロン・ネットワーク」が存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
EXデッキから「ゲート・オブ・ヌメロン」Xモンスターを4体まで特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は1回しかモンスターを召喚・特殊召喚できない。
【帝ギミックの採用について】
そこで、採用したのが《光帝クライス》。
効果モンスター
星6/光属性/戦士族/攻2400/守1000
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊し、破壊されたカードのコントローラーは破壊された枚数分だけデッキからドローできる。
(2):このカードは召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
自分の場の《SNo.0ホープ・ゼアル》を破壊でき、追加でドローまでできるという相性の良さ。
そして【ヌメロン】ギミックには相手ターンの制約はないので、相手ターンに《光帝クライス》をSSできる《天帝アイテール》を採用しました。
効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守1000
このカードはアドバンス召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキから「帝王」魔法・罠カード2種類を墓地へ送り、デッキから攻撃力2400以上で守備力1000のモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
(2):このカードが手札にある場合、相手メインフェイズに自分の墓地の「帝王」魔法・罠カード1枚を除外して発動できる。
このカードをアドバンス召喚する。
かつて猛威を振るった「烈旋アイテール」の構えも、もはや懐かしい響き。
《SNo.0ホープ・ゼアル》+《帝王の烈旋》でターンを返し、相手がモンスターを出せば、《天帝アイテール》を自身の効果でアドバンス召喚できますね。
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(1):このターン、自分がモンスターをアドバンス召喚する場合に1度だけ、自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドのモンスター1体をリリースできる。
そして《帝王の烈旋》は、相手の《SNo.0ホープ・ゼアル》への対策になっている点も重要です。
相手の《SNo.0ホープ・ゼアル》の効果にチェーンして《帝王の烈旋》を発動することで、《SNo.0ホープ・ゼアル》をリリース除去できます。
また、【ヌメロン】を組む際には、生命線である《ヌメロン・ネットワーク》を引くためのドローソースが求められますが、【帝】には専用ドローソース・《汎神の帝王》があるので、ここもクリアしています。
【《ヌメロン・ダイレクト》の枚数】
次に、事故要因とも言われる《ヌメロン・ダイレクト》の採用枚数について。
たしかに素引きすると、《ヌメロン・ネットワーク》がない状態では完全に死に札になるので、1~2枚に抑えるデッキが多いと思われます。
しかし、このデッキは【ヌメロン】に依存しており、《ヌメロン・ダイレクト》の成立の可否が勝敗を大きく左右します。
《ヌメロン・ネットワーク》のコピー効果が妨害された場合の保険として、手札の《ヌメロン・ダイレクト》を発動するケースも十分あり得るため、素引きも許容すべきとの考えに至りました。
また、【帝】はメインデッキ内で動きがほぼ完結しているテーマであり、EXデッキに大量の【ゲート・オブ・ヌメロン】を採用しても問題ありません。
【PSYフレームについて】
汎用妨害札としてもよく使われる《PSYフレームギア・γ》は、【ヌメロン】との相性も良いです。
《ヌメロン・ダイレクト》のSS制約は発動後にかかるので、発動前に《PSYフレームロード・Ω》をシンクロ召喚し、《PSYフレームロード・Ω》の効果で自身を除外すれば、モンスターゾーンが空いて《ヌメロン・ダイレクト》の発動条件が整います。
【対戦動画】
最後にこのデッキを使った対戦イメージ動画を載せておきます。
【ヌメロン帝】対戦風景
— dande@ジェネクスと歩む遊戯王日記 (@dande37413776) 2020年5月13日
vs【ヌメロン】(/バスター出張)
カオス・ヌメロンの使いどころがすごく難しい pic.twitter.com/1vEwFfsVzQ
【ヌメロン帝】対戦風景その2
— dande@ジェネクスと歩む遊戯王日記 (@dande37413776) 2020年5月13日
vs トリスタ召喚獣
パンクラのプレッシャーがすごい
ヌメロンのゴリ押し感もすごい pic.twitter.com/wCMrWAaGdq
デッキ解説は以上です。
ではでは。