dandeです。
今回は、11月21日発売予定のストラクチャーデッキ-凍獄の氷結界-に収録される《トリシューラの鼓動》を取り上げます。
【《トリシューラの鼓動》】
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「氷結界」Sモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
●1種類以上:相手フィールドのカード1枚を選んで除外する。
●2種類以上:相手の墓地のカード1枚を選んで除外する。
●3種類以上:相手の手札をランダムに1枚選んで除外する。
(2):自分フィールドの「氷結界」Sモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その効果を無効にする。
エラッタされた《氷結界の虎王ドゥローレン》が頑張っていますね。ただ、弱体化された後だと、虎ではなく犬に見えてしまう不思議。
《疾風のドラグニティ》に次ぐ、デュエルターミナルのタイトル回収です。
こういうファンサービスはどんどんやってほしい。
これはもう《ジェネクスの進撃》のOCG化も近いですね。
……近いですよね?
「ジェネクスと歩む遊戯王日記」を始めて約3年になるので、そろそろ【ジェネクス】新規で報われたい。
【むしろ対・氷結界カード】
《トリシューラの鼓動》のポイントは、なんといっても(1)効果。
【氷結界】シンクロモンスターを3種類並べれば、《氷結界の龍トリシューラ》の効果になるという豪快なものです。
しかし、最大の難点が。
純【氷結界】では、シンクロモンスターを3体も並べるのはほぼ不可能なのです。
これはかなり深刻。
なんなら《トリシューラの鼓動》は【氷結界】カードではないので、《氷結界の虎将ウェイン》によるサーチもできません。
【氷結界】デッキでのフル活用は難しいと言っていいでしょう。
ここで、少し視点を変えてみます。
《トリシューラの鼓動》は罠カードです。
罠カードの効果として《氷結界の龍トリシューラ》と同じ力が使えます。
つまり《氷結界の鏡》をすり抜けながらトリシューラが撃てるということです。
こう見ると《トリシューラの鼓動》は【氷結界】のための新規というより、むしろ対・【氷結界】カードなのではないかと思う訳です。
そうだとすれば、《トリシューラの鼓動》が【氷結界】カードでないことにも納得がいきます。
《氷結界の龍ブリューナク》と《氷結界の龍トリシューラ》は、いろんなデッキで採用されるカードです。
【氷結界】だけのものではありません。
《トリシューラの鼓動》が実際どのように使われるのか、楽しみですね。
ではでは。