dandeです。
今回は、リミットレギュレーションを取り上げます。
前回のリミットレギュレーションは、こちら。
【リミットレギュレーション】
【新・禁止】
《餅カエル》
《水晶機巧-ハリファイバー》
《虚無空間》【新・制限】
《イーバ》
《魔導書の神判》
《烙印開幕》【新・準制限】
《A・ジェネクス・バードマン》
《ふわんだりぃずと謎の地図》
《烙印融合》【制限解除】
《オルフェゴール・ディヴェル》
《調弦の魔術師》
《深淵の暗殺者》
《雷獣龍-サンダー・ドラゴン》
《ローンファイア・ブロッサム》
《氷結界の龍トリシューラ》
《発条空母ゼンマイティ》
《終わりの始まり》
《サンダー・ボルト》
《霞の谷の神風》
《龍相剣現》
【大きく動いた禁止枠】
久しぶりにカジュアル層にも大きく影響する改定となりましたね。
【ハリファイバーの禁止】
何といっても《水晶機巧-ハリファイバー》の禁止が最大のポイントでしょう。2年前から危惧していましたが、さすがにもう禁止はないだろうと安心していたところでした。
いわゆる針ラドンの動きが強いのは当然ですが、今になって禁止になったのは別の理由でしょう。
《水晶機巧-ハリファイバー》の効果でレベル2チューナーをSSして《ギガンティック・スプライト》をエクシーズ召喚する動きが強力で、自分としてはこっちの影響が大きかったのかなと思いました。まあ、後付けですけど。
【虚無空間の禁止】
サーチ手段が増えたこともあって、ここは予想通りでした。アンケートでも予想していた方が多かったですし。
【神判の緩和】
もはや伝説となっていた【征竜魔導】環境の立役者《魔導書の神判》が帰ってきます。
パワーカードで溢れる11期に、やっと1枚入れることを許される《魔導書の神判》。
これが8期に刷られたのがどれだけオーバースペックだったのかがわかりますね。ゴッドジョウゲンシステムとか懐かしい。
今の環境なら《魔導書の神判》のアドの稼ぎ方は許されると思っての緩和でしょうが、思い出補正もあって個人的には大丈夫なのかという気持ちもあります。
まあ、手札だけ肥えても大量展開でワンショットキルされたら意味ないので、現代遊戯王ならそこまで脅威ではないのかもしれませんね。
【他にも動いた緩和枠】
上記の禁止枠があまりにもインパクトが強すぎて見逃しそうになったのですが、他にも大きな動きがありました。
【ロンファの緩和】
カジュアル層にとって大きいのは《ローンファイア・ブロッサム》の制限解除でしょう。一時期は制限カードまで行きましたが、徐々に緩和が進みましたね。
人気の高い【植物族】にとっては、かなりの追い風です。1枚初動で動ける【聖天樹】とかやばそう。
コンボパーツとしても使われる《光の王マルデル》のアクセス手段が増えるなど、【植物族】以外への恩恵も大きいと思います。
【神風バードマンの緩和】
個人的に大きかったのは、【神風バードマン】の緩和です。
《A・ジェネクス・バードマン》が準制限になり、《霞の谷の神風》が無制限カードになります。これは大きい。
ハリファイバーは失いましたが、新たな戦力を得た【ジェネクス】。
デッキを組み直したくなる良改定だったと思います。
私が一番好きな召喚法であるシンクロ召喚を救った《水晶機巧-ハリファイバー》。シンクロの相棒ともいえる存在ですが、数多くの汎用カードが登場している中、いつまでもハリファイバーにばかり頼っていては構築の工夫が進まないのも事実でしょう。
そろそろお別れの時なのかもしれません。2年前よりは心の整理が付いている気がします。またデッキを考えていきます。
ではでは。