転生炎獣モル 【貪欲な壺 内蔵】

dandeです。

 

今回は、12月8日発売予定のストラクチャーデッキ-ソウルバーナー-に収録予定の《転生炎獣モル》を取り上げます。

 

普通に強いですね、このカード。

 

 

  目次

 

 

 

【《転生炎獣モル》】

 

 

 

効果モンスター
星1/炎属性/サイバース族/攻   0/守   0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分がリンクモンスターのリンク召喚に成功したターンの自分メインフェイズに発動できる。
手札のこのカードをリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(2):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「サラマングレイト」カード5枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。

 

【転生炎獣】初のレベル1モンスター。

強力な下級モンスターが増えれば増えるほど、【転生炎獣】は強くなります。

自身をSSする(1)効果、墓地の【サラマングレイト】を回収する(2)効果は、ともに【転生炎獣】に求められている強化だと思います。

 

 

 

【(1)効果について】

 

 

 

発動条件は「リンク召喚に成功した」場合ですが、《転生炎獣ベイルリンクス》《リンク・ディサイプル》を擁する【転生炎獣】にとっては、かなり緩い条件と言ってよいでしょう。

 

dandee.hatenablog.com

 

効果は、リンクモンスターのリンク先に自身をSSするというもので、《転生炎獣サンライトウルフ》《クイック・スパルトイ》等の発動トリガーになれます。優秀ですね。

 

dandee.hatenablog.com

 

 

 

【(2)効果について】

 

 

 

こちらは、《貪欲な壺》内蔵とも言える効果。正確には、魔法・罠カードも戻せるので、少し異なりますが。

 

単純にドローソースとしても優秀で、《サラマングレイト・ギフト》で満足できなかった方も、今回はにっこりでしょう。

 

墓地の【転生炎獣】をデッキに戻すことは、転生リンク召喚で消費したリンクモンスターの回収のために必要です。

これまでは《転生炎獣Jジャガー》がその役割を担っていましたが、《転生炎獣Jジャガー》には手札からSSする効果がなく、複数引いてしまった場合に手札でかさばることがありました。

《転生炎獣モル》との使い分けを検討すべきでしょう。

 

 

ただ、気になるのは、その発動条件。

「自分フィールド上にモンスターが存在しない場合」というのは、ちょっと厳しい。

 

《激流葬》で流してから使うという安直な発想になりがちですが、【転生炎獣】は《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》を使ったワンキルの動きが強く、これには相手フィールド上にモンスターが存在する必要があり、《激流葬》はあまり相性が良くありません。 

dandee.hatenablog.com

 

 

…いや、ごちゃごちゃ考えずに返しのターンでぶん回して、《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》2体並べてワンキルしてしまえばいいか。よし、《激流葬》《拮抗勝負》3積みしよう(脳筋

 

dandee.hatenablog.com

 

 

今までこういう返し札、妨害・除去ケアするカードは、【転生炎獣】にはなかったと思うので、戦略の幅が広がりますね。

 

2ドローで《フュージョン・オブ・ファイア》を引き当てましょう。

 

 

【まとめ】

 

 

 

《転生炎獣モル》は少し癖があるものの、優秀な下級モンスターと言っていいと思います。

 

また構築を考え直すのが楽しいですね。

 

ではでは。