dandeです。
昨日の箱根駅伝は、東海大学が大会新記録で初優勝を果たし、幕を閉じました。
今年は、CMソングとしてBUMP OF CHICKEN『ロストマン』が起用されており、BUMPファンにとっては素晴らしい新年の幕開けとなったと思います。
久々に『ユグドラシル』が聴きたくなった方も多いのではないでしょうか。
昔の楽曲が多くの方に知られるきっかけにもなり、最近のBUMP OF CHICKENのプロモーション活動は、良い方向に向かっていると言えそうです。
そんな中、BUMPがまたまた新曲を発表しました。
えっ、ついこの前、『新世界』発表したばかりですよね?
作曲ペース、やばくないですか?
戸惑いを隠せないまま、早速聴いてきたので、感想をまとめておきます。
目次
【『Aurora』】
TBSの日9という花型枠での主題歌起用。
『下町ロケット』の後継ですが、なかなか渋いストーリー。
1番の歌詞も公開されています。最近の公式は、本当に親切。
【ざっくり感想】
イントロがすごく良い。『Butterflies』以降の流れを汲みつつ、爽やかなサウンドに仕上がっています。
歌詞も相まって、『GO』を想起させる楽曲。
ドラマ主題歌は『アリア』以来でしょうか。『アリア』と同様、サビ終わりから復唱が入ってますね。そこも好み。
【歌詞について】
『Aurora』(オーロラ)という宇宙・天体に関するタイトルから、すでに名曲感が漂っています。
歌詞は、全体を通して、すでに前へ進んだ主人公が、昔を振り返って声をかけるスタイルです。
幼少期の記憶をたどっている様は、まさに『COSMONAUT』の世界観で、『R.I.P.』『透明飛行船』『魔法の料理~君から君へ~』に通じます。
ですが、『Aurora』を聴いて歌詞を見て、最初に思ったのは、むしろ『GO』『アンサー』のほうでした。
理由はたぶん、主人公が、『COSMONAUT』の時よりも先の境地に行っていると感じたからです。
そう感じた『Aurora』の歌詞がこちら。
もうきっと多分大丈夫 どこが痛いか分かったからね
自分で涙拾えたら いつか魔法に変えられる
伝えたい言葉はいつだって そうやって見つけてきた
力強いんですよね、『COSMONAUT』の時より。
それはきっと「確信」をもって歌っているからだと思います。
「そうやって見つけてきた」って、すでに見つけた人しか言えないフレーズですし、「自分で涙を拾う」というのも『GO』以降の世界観に近いです。
見つけたタイミングは、やはり『アンサー』なんだろうと思います。
それが感じられるのが、ここの歌詞。
心臓が動いている事の 吸って吐いてが続く事の 心がずっと熱いことの確かな理由が
砂漠の粒のひとつだろうと 消えていく雨のひとつだろうと 貰った名も知らない花のように 今目の前にあるから
もう目の前にあるんですよね、生きていく理由が。
その境地で昔を振り返っているのが『Aurora』だと思いました。
また、『アンサー』には、次のような歌詞もあります。
鈍く残った痛みとか しまってしまった思いとか 滲んだって消えないもので 街はできている
魔法の言葉覚えている 虹の辿り着いたところ
転ばないように気を付けて でもどこまでもいけるよ
上記で引用した『Aurora』の歌詞にも「痛い」「魔法」というフレーズがあり、近い世界観を感じさせます。
「オーロラ」と「虹」は、厳密には別の原理で発生するらしいですが、光に関する気象現象という意味では共通しています。
『Aurora』の2番以降の歌詞で、『アンサー』との共通点がさらに出てきそうな予感があります。
【まとめ】
BUMP OF CHICKENの新曲『Aurora』について、初聴の印象をまとめてみました。
フル公開が非常に楽しみです。
※ フル音源が公開されたので、感想書きました!
ではでは。