感想『戦略読書』(三谷宏治 著、ダイヤモンド社)

dandeです。

 

今回は、久しぶりの読書記事です。

 

 

  目次

 

 

【『戦略読書』】

 

 

戦略読書

戦略読書

 

 

手に取った感覚は、まあまあ分厚いですが、いざ読んでみるとサクッと読めます。

 

 

【総評】

 

 

著者の読書遍歴を一冊にまとめた本。

 

大手コンサル会社出身のエリート層がどんな本を読んできたのかが垣間見える、レアな本だと思います。

 

巻末付録として、文中で紹介されている435冊が表紙つきでリスト化されているので、後から確認もしやすいです。

 

 

【主な内容】

 

 

「戦略読書」とは、自らをコモディティにしないための、(個人的経験に基づく)戦略的な読書法である、という序章の文章が印象的。

 

コモディティになるな」と主張した『僕は君たちに武器を配りたい』を引用しています。

 

dandee.hatenablog.com

 

「みんなと同じ本ばかり読んではいけない」は、実践していきたい。

 

 

基本的な読書方針(少数の古典を熟読し、土台とする)だけでなく、読書のポートフォリオ化について書かれており、今後の読書に活かせそうです。

 

「読書」を体系化している本を初めて読んだので、新鮮でした。

 

ビジネス書・教養書・古典だけでなく、小説・マンガも多数挙げられているので、興味のある方は、立ち読みでもいいのでさらっと目を通してみてはいかがでしょうか。

 

見える世界が変わるかもしれません。

 

 

ちなみに、私は本書で「古典」として挙げられているコトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版』(フィリップ・コトラー著、丸善出版を書店で見つけた時、その分厚さに「まじか…」となりました。

 

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版

 

 

 

とりあえずコトラー氏が書いた別の本を読みましたが、時間を取ってこちらにも挑戦してみたい。

 

マーケティングは大事。

 

ではでは。