dandeです。
今回から新しいシリーズ記事を始めます。
シリーズ名は【レガシーコンボ】。
レガシーは「過去の遺物」の意味。
たまには実用性も考えずに、面白いと思うコンボを紹介したいのです。
需要があるかどうかも気にしません。誰か一人に刺さればいいじゃないか、の精神。
【少考察】シリーズと並ぶシリーズ物にしていきたいと思います。
初回に紹介するのは、私が8期頃に愛用していたコンボ。
【コンボ概要】
《毒蛇の供物》を発動して《パワー・ツール・ドラゴン》と相手のカード2枚を破壊する時に、《パワー・ツール・ドラゴン》の身代わり効果が使えるというコンボです。
シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2300/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
デッキから装備魔法カードを3枚選んで相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
相手が選んだカード1枚を自分の手札に加え、残りのカードをデッキに戻す。
また、装備魔法カードを装備したこのカードが破壊される場合、代わりにこのカードに装備された装備魔法カード1枚を墓地へ送る事ができる。
キーカードは《レプティレス・アンガー》。
装備魔法
装備モンスターは爬虫類族になり、攻撃力は800ポイントアップする。
また、このカードが破壊され墓地へ送られた時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択する。
そのモンスターの攻撃力は800ポイントダウンする。
《パワー・ツール・ドラゴン》の効果で《レプティレス・アンガー》をサーチして装備させると、《パワー・ツール・ドラゴン》が【爬虫類族】になります。
これで《毒蛇の供物》を発動することができますね。
《パワー・ツール・ドラゴン》は、自身の身代わり効果で場に残り、《レプティレス・アンガー》は墓地へ送られますが、相手カード2枚だけが破壊されます。
【コンボが浮かんだきっかけ】
上記のコンボは【エーリアン】で使っていました。
まだ《A・ジェネクス・バードマン》が規制されていなかった時代。
《エーリアンモナイト》で墓地から《エーリアン・ソルジャー》を蘇生 ⇒ 《エーリアンモナイト》を手札に戻して《A・ジェネクス・バードマン》をSS ⇒ 《A・ジェネクス・バードマン》+《エーリアン・ソルジャー》の2体で《パワー・ツール・ドラゴン》をシンクロ召喚していました。
《エーリアン・ソルジャー》を採用した理由は、《戦線復活の代償》のコストにできるからです。
《戦線復活の代償》は装備魔法なので、《パワー・ツール・ドラゴン》の効果でサーチできます。
そして《戦線復活の代償》で《パワー・ツール・ドラゴン》を蘇生して、また装備魔法をサーチできますね。
《エーリアンモナイト》+《パワー・ツール・ドラゴン》の2体で《ライフ・ストリーム・ドラゴン》をシンクロ召喚できるのもオシャレで好きでした。
当時は珍しかった【レベル8】のシンクロチューナーも、その後《炎斬機マグマ》が登場したため、唯一の強みではなくなってしまいましたね。
時代の流れって怖い。
【コンボのきっかけのきっかけ】
《戦線復活の代償》を使うきっかけとなったのが【武装猫】というデッキ。
エラッタ前の《レスキューキャット》で《デーモン・ビーバー》を呼び出し、《堕落》《戦線復活の代償》を駆使して戦う画期的なデッキです。
《デーモン・ビーバー》を【デーモン】として使うギミックに、当時の私も衝撃を受けました。発案者は天才だと思います。
こういうぶっ飛んだオリジナルデッキをまた見たい。
ではでは。