dandeです。
今回は、《大霊術-「一輪」》を取り上げます。
目次
【《大霊術-「一輪」》】
フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分フィールドに守備力1500の魔法使い族モンスターが存在する場合、相手が発動したモンスターの効果を無効にする。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
手札の魔法使い族モンスター1体を相手に見せ、そのモンスターと同じ属性で攻撃力1500/守備力200のモンスター1体をデッキから手札に加え、見せたカードをデッキに戻す。
ふつくしい……。
【霊使い】にとっての貴重な妨害札であり、サーチ札でもあります。
フィールド魔法なので、サーチもしやすい。
ただ、【霊使い】は裏側守備で出すテーマなのに、守備力1500の【魔法使い族】が表側表示で存在することを要求しているのが、絶妙に噛み合っていません。
《太陽の魔術師エダ》の効果を使えば、守備力1500の【魔法使い族】+裏側守備の【霊使い】を並べられますが、これがうまく決まる前提でデッキを組むのは危険でしょう。
《大霊術-「一輪」》を採用する場合は、(2)のサーチ効果も使える構築にした方が良さそうです。
【効果無効&入れ替えサーチ】
上記のように、【霊使い】単体では《大霊術-「一輪」》のパワーを十分に発揮できない気がするので、他テーマとの混合を考えてみます。
まずは《教導の聖女エクレシア》。
自身をSSする効果を持っており、ちゃっかり守備力1500です。
【ドラグマ】をサーチする効果がありますが、これを使ってしまうとSS制約がかかるので、SS効果だけで我慢しましょう。
※ このデッキは、ストラクチャーデッキ登場前のものです。
また時間があったら、ストラク登場後の構築を紹介するかもしれません。
次に、【インティクイラ】のキーカードである《使神官-アスカトル》もシナジーがある1枚。
霊使いストラクに収録される《憑依覚醒-デーモン・リーパー》を絡めた展開で、妨害札の《憑依連携》を構えられます。
《憑依覚醒-デーモン・リーパー》で《憑依連携》をサーチする【インティクイラ】展開
— dande@ジェネクスと歩む遊戯王日記 (@dande37413776) 2020年7月2日
《憑依装着-ライナ》で《使神官-アスカトル》をサーチできるところから着想を得ました pic.twitter.com/6zqnrfgBQ1
他にも【魔術師】や【墓守】など、シナジーしそうなテーマは多数。
いま考えてるのは《太陽の魔術師エダ》の効果で《墓守の祈祷師》をSSして相手ターンに反転させて墓地メタをかます流れ。
最後に、《大霊術-「一輪」》のサーチ効果について。
これで安定して霊使いのお供たち(《デーモン・イーター》《稲荷火》《ジゴバイト》《ランリュウ》)を呼び出せるようになりました。
ただ個人的には《死神鳥シムルグ》をサーチできる点が面白いと思っています。
効果モンスター
星3/風属性/鳥獣族/攻1500/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「死神鳥シムルグ」以外の「シムルグ」カード1枚を墓地へ送る。
(2):このカードが墓地に存在し、相手の魔法&罠ゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は鳥獣族モンスターしか特殊召喚できない。
《死神鳥シムルグ》1枚から《王神鳥シムルグ》をリンク召喚できるので、エンド時に《霞の谷の巨神鳥》をSSする流れができます。
《霞の谷の巨神鳥》は、かつて【魔術師】でも使われたカードですが、《大霊術-「一輪」》の効果で《白翼の魔術師》をデッキに戻せば《死神鳥シムルグ》をサーチできるので、【シムルグ】の取り込みはありじゃないかなと思っています。
《白翼の魔術師》のPスケールは1。
そして守備力1500の《慧眼の魔術師》のPスケールは5です。
もう少しでデッキになりそう。
ではでは。