dandeです。
今回は、《アフター・グロー》を使ったデッキの紹介です。
【デッキコンセプト】
《No.6 先史遺産アトランタル》の効果で相手ライフを半分にし、《アフター・グロー》の4000バーンで勝利します。
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/光属性/機械族/攻2600/守3000
レベル6モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、自分の墓地の「No.」と名のついたモンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力の半分の数値分アップする。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、このカードの効果で装備したモンスターを墓地へ送って発動できる。
相手のライフポイントを半分にする。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
【デッキレシピ】
トーチ・ゴーレム1
先史遺産トゥスパ・ロケット3
魔救の奇石-ドラガイト1
魔救の奇石-レオナイト1
魔救の探索者3
魔救の追求者3
ネクロフェイス2
昇華騎士-エクスパラディン3
チューン・ナイト1
焔聖騎士-リナルド2
灰流うらら3
増殖するG 2
アフター・グロー3
ヘル・テンペスト3
左腕の代償3
魔救の息吹3
脆刃の剣1
『焔聖剣-デュランダル』1
ハーピィの羽根箒1
計40
【EX】
サイバース・クロック・ドラゴン1
魔救の奇跡-ラプタイト1
魔救の奇跡-レオナイト1
ドロドロゴン1
No.6 先史遺産アトランタル2
リンクリボー2
セキュア・ガードナー1
アカシック・マジシャン1
セキュリティ・ドラゴン1
クロック・リザード1
水晶機巧-ハリファイバー1
聖騎士の追想イゾルデ1
鎖龍蛇-スカルデット1
【デッキ解説】
上記のデッキコンセプトの通り、このデッキは《No.6 先史遺産アトランタル》 をエクシーズ召喚し相手ライフを半分にした後、《アフター・グロー》の4000バーンで勝利することを目的としています。
《No.6 先史遺産アトランタル》のエクシーズ召喚には【アダマシア】を活用し、《アフター・グロー》の確定ドローには《ヘル・テンペスト》+《ネクロフェイス》を使ってデッキを0枚にします。
それぞれについて、以下に解説していきます。
【アダマシアについて】
【アダマシア】は、デッキトップを掘り進めながら【岩石族】をSSし、【レベル6】シンクロモンスターを並べるテーマです。
【アダマシア】では【レベル6】シンクロモンスターを2体並べるのは難しくなく、【ランク6】の《No.6 先史遺産アトランタル》に繋げやすいため採用しました。
下級【アダマシア】の効果で《先史遺産トゥスパ・ロケット》をSSすれば、EXデッキから《No.6 先史遺産アトランタル》を墓地に送ることができるのもポイント。
《No.6 先史遺産アトランタル》の効果で装備するための【No.】を簡単に用意できますね。
そしてもう1枚重要な【レベル6】シンクロモンスターが《ドロドロゴン》。
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/ドラゴン族/攻 500/守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは、融合モンスターカードにカード名が記された融合素材モンスター1体の代わりにできる。
その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
(2):このカードがS召喚されている場合、自分メインフェイズに発動できる。
融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを自分フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
最近は《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》の融合召喚によく使われる《ドロドロゴン》ですが、今回融合召喚するのは《サイバース・クロック・ドラゴン》です。
融合・効果モンスター
星7/闇属性/サイバース族/攻2500/守2000
「クロック・ワイバーン」+リンクモンスター1体以上
(1):このカードの融合召喚成功時に発動できる。
その素材のリンクマーカーの合計分だけ、自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。
次のターンの終了時まで、他の自分のモンスターは攻撃できず、このカードの攻撃力はこの効果で墓地へ送った数×1000アップする。
(2):自分フィールドにリンクモンスターが存在する限り、自分フィールドの他のモンスターを、相手は攻撃・効果の対象にできない。
(3):融合召喚したこのカードが相手の効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから魔法カード1枚を手札に加える。
後述の《ヘル・テンペスト》とともに、自分のデッキ枚数を減らす役割を担います。
また、《リンクリボー》2体でリンク召喚できる《クロック・リザード》の効果で、墓地のリンクモンスターをすべて融合素材にでき、デッキを減らしながら爆発的な攻撃力を得られます。
【《ヘル・テンペスト》について】
《ヘル・テンペスト》は、お互いのデッキ・墓地のモンスターをすべて除外する豪快なカードです。
決まれば一気に優勢に立てる強力な効果ですが、発動条件が「3000以上の戦闘ダメージを受ける」という厳しいもの。
これを満たす方法としては、《トーチ・ゴーレム》+《ヘル・テンペスト》の組み合わせが有名で、今回もこれは念頭に置いていますが、これだけに頼る構築とはしていません。
《トーチ・ゴーレム》を使わずとも、《脆刃の剣》で発生する戦闘ダメージで《ヘル・テンペスト》の条件を満たせるからです。
装備魔法
(1):「脆刃の剣」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):装備モンスターの攻撃力は2000アップし、装備モンスターの戦闘で発生する戦闘ダメージはお互いのプレイヤーが受ける。
(3):自分が2000以上の戦闘ダメージを受けた場合に発動する。
このカードを墓地へ送る。
《脆刃の剣》は、《聖騎士の追想イゾルデ》の効果で《脆刃の剣》を墓地に送って《焔聖騎士-リナルド》をSSする流れで、実質サーチできます。
このコンボを1枚始動でできる《昇華騎士-エクスパラディン》を今回は採用しました。
《ヘル・テンペスト》の発動が通れば、《ネクロフェイス》2枚が除外されるので、その効果でデッキをさらに10枚除外できます。
これが通ればほぼ確実にデッキが0枚になるので、ここで《アフター・グロー》を発動すれば、次のターンに確定で《アフター・グロー》をドローできる、という流れです。
なお、サブギミックとして《脆刃の剣》によるワンショットキルにも移行できるので、可能な場面では狙っていきます。
《トーチ・ゴーレム》+《昇華騎士-エクスパラディン》から《脆刃の剣》ワンキル pic.twitter.com/uyKJOB04qD
— dande@ジェネクスと歩む遊戯王日記 (@dande37413776) 2020年6月21日
【まとめ】
《アフター・グロー》を活かしたデッキを組みたいと思って以来、試行錯誤を繰り返しながら最終的には《ヘル・テンペスト》を使った構築に行き着きました。
《D-HERO ダイヤモンドガイ》の効果で《アフター・グロー》の効果をコピーできるとの裁定も出ているようなので、《No.6 先史遺産アトランタル》の代わりに《D-HERO ドグマガイ》を採用してもいいでしょう。
《アフター・グロー》の可能性はまだまだあると思っています。
新たな構築が生み出されるのが楽しみです。
ではでは。