制限改定(2020.4) 感想【ルール移行にあわせた大改正】

dandeです。

 

今回は、リミットレギュレーションについて。

 

前回の記事は、こちら。

 

dandee.hatenablog.com

 

 

  目次

 

 

【前置き】

 

 

昨年末(2019年)に発売された《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》が、誰もが予想したとおり  まさかの環境を支配する事態となり、全国の決闘者が注目した今回の制限改定。

 

dandee.hatenablog.com

 

マスタールールがこの4月に改定されることも、注目を後押ししました。

並べやすくなった融合・シンクロ・エクシーズへの規制はどうなるのか。

 

dandee.hatenablog.com

 

 

【改定リスト】

 

 

前置きはこれぐらいにして、改定リストを見ましょう。

 

【新・禁止】

《儀式魔人リリーサー》
《守護竜エルピィ》
《星杯の神子イヴ》

【新・制限】

《ABC-ドラゴン・バスター》
《オルフェゴール・ガラテア》
《オルフェゴール・ディヴェル》
《ジャンク・スピーダー》
《処刑人-マキュラ》(エラッタ
《SPYRAL-ジーニアス》
《発条空母ゼンマイティ》
《ゼンマイマジシャン》
《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》
《TGハイパー・ライブラリアン》
《デビル・フランケン》
《氷結界の龍トリシューラ》
《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ
《捕食植物オフリス・スコーピオ
《餅カエル》
《リンクロス》
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》(エラッタ
《簡易融合》
トリックスター・ライトステージ》
ブリリアント・フュージョン
《ユニオン格納庫》
《真紅眼融合》
《六武の門》

【新・準制限】

《D-HERO ディアボリックガイ》
《ドラコネット》
《未界域のジャッカロープ》
《未界域のネッシー
《継承の印》

【新・制限解除】

トリックスター・キャンディナ》
《灰流うらら》
《ベビケラサウルス》
《ユニコールの影霊衣》
《レディ・デバッガー》

 

 

【率直な感想】

 

 

実に23枚もの新・制限カード

世紀の大改正と言えるでしょう。

 

今回の改定は、全体として、テーマ外で悪用されたカードが多い印象で、個人的には評価すべきだと感じました。

 

出張性能の高いカードを規制して、本来のテーマに沿った構築を促す意図があるのでしょう。

 

 

まず禁止カードについては、《水晶機巧-ハリファイバー》が生存した代わりに、《星杯の神子イヴ》が禁止カードとなりました。

 

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《源竜星-ボウテンコウ》が登場した時も思ったのですが、後続に繋げながら1枚で2~3アド取るカードが許されるのは、健全じゃないんですよね。

 

《星杯の神子イヴ》は、《星遺物を継ぐもの》のような汎用蘇生カードに簡単にアクセスでき、【ドラゴンリンク】等の連続展開を支えていたことから、《源竜星-ボウテンコウ》よりも厳しく規制されたのでしょう。個人的には、どっちも禁止でいい。そしてなぜか許されたギルス。

 

 

《儀式魔人リリーサー》《守護竜エルピィ》については、【ドラグーン】【ドラゴンリンク】で猛威を振るい過ぎていたので、さすがに許されなかったようです。

 

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特に後者は、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》のエラッタ復帰と引き換えになった感もあります。

 

【征竜】もそうですが、【ドラゴン族】の強化のしかたは、もう少し慎重に考えてほしいです。

 

 

次に、制限カードについて。

 

【ドラグーン】関連として、《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》《真紅眼融合》が制限入り。

 

既存の【レッドアイズ】使いにとっては、非常に気の毒な改定となりました。

 

また、シンクロ関連として《ジャンク・スピーダー》《TGハイパー・ライブラリアン》《氷結界の龍トリシューラ》《リンクロス》が制限入り。

 

発売して間もないカードも含まれていますが、それだけカードパワーが高かったということでしょう。

 

今回シンクロ関連で規制されたカード達は、制限ではあまり意味がないものが多いと思います。

つまり、次回改定時の禁止予備軍だと考えた方がいいです。だから、あまり暴れないで。

 

他の規制組については、あまり触れたいものはありませんが、リンク召喚導入前に暴れていたテーマを中心に規制されており、以前に規制・緩和経験のあるカード達が並んでいます。様子見といったところでしょう。

【閃刀姫】【サンダー・ドラゴン】など、規制をほぼ免れたテーマがあるのが少し残念。

 

 

 

緩和組については、【六花】のために《ローンファイア・ブロッサム》《ダンディライオン》が緩和されるなんて夢を見ていた時期が、私にもありました。

 

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エラッタ組については、改めて個別の紹介記事を書く予定です。

(おもしろいギミックが浮かばなければ書かずじまいかもしれない。)

 

ではでは。