dandeです。
今回は、リミットレギュレーションについて。
前回の記事は、こちら。
目次
【前置き】
昨年末(2019年)に発売された《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》が、誰もが予想したとおり まさかの環境を支配する事態となり、全国の決闘者が注目した今回の制限改定。
マスタールールがこの4月に改定されることも、注目を後押ししました。
並べやすくなった融合・シンクロ・エクシーズへの規制はどうなるのか。
【改定リスト】
前置きはこれぐらいにして、改定リストを見ましょう。
【新・禁止】
《儀式魔人リリーサー》
《守護竜エルピィ》
《星杯の神子イヴ》
【新・制限】《ABC-ドラゴン・バスター》
《オルフェゴール・ガラテア》
《オルフェゴール・ディヴェル》
《ジャンク・スピーダー》
《処刑人-マキュラ》(エラッタ)
《SPYRAL-ジーニアス》
《発条空母ゼンマイティ》
《ゼンマイマジシャン》
《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》
《TGハイパー・ライブラリアン》
《デビル・フランケン》
《氷結界の龍トリシューラ》
《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
《捕食植物オフリス・スコーピオ》
《餅カエル》
《リンクロス》
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》(エラッタ)
《簡易融合》
《トリックスター・ライトステージ》
《ブリリアント・フュージョン》
《ユニオン格納庫》
《真紅眼融合》
《六武の門》
【新・準制限】《D-HERO ディアボリックガイ》
《ドラコネット》
《未界域のジャッカロープ》
《未界域のネッシー》
《継承の印》
【新・制限解除】《トリックスター・キャンディナ》
《灰流うらら》
《ベビケラサウルス》
《ユニコールの影霊衣》
《レディ・デバッガー》
【率直な感想】
実に23枚もの新・制限カード。
世紀の大改正と言えるでしょう。
今回の改定は、全体として、テーマ外で悪用されたカードが多い印象で、個人的には評価すべきだと感じました。
出張性能の高いカードを規制して、本来のテーマに沿った構築を促す意図があるのでしょう。
まず禁止カードについては、《水晶機巧-ハリファイバー》が生存した代わりに、《星杯の神子イヴ》が禁止カードとなりました。
《源竜星-ボウテンコウ》が登場した時も思ったのですが、後続に繋げながら1枚で2~3アド取るカードが許されるのは、健全じゃないんですよね。
《星杯の神子イヴ》は、《星遺物を継ぐもの》のような汎用蘇生カードに簡単にアクセスでき、【ドラゴンリンク】等の連続展開を支えていたことから、《源竜星-ボウテンコウ》よりも厳しく規制されたのでしょう。個人的には、どっちも禁止でいい。そしてなぜか許されたギルス。
《儀式魔人リリーサー》《守護竜エルピィ》については、【ドラグーン】【ドラゴンリンク】で猛威を振るい過ぎていたので、さすがに許されなかったようです。
特に後者は、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》のエラッタ復帰と引き換えになった感もあります。
— dande@ジェネクスと歩む遊戯王日記 (@dande37413776) 2020年3月15日
【征竜】もそうですが、【ドラゴン族】の強化のしかたは、もう少し慎重に考えてほしいです。
次に、制限カードについて。
【ドラグーン】関連として、《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》《真紅眼融合》が制限入り。
既存の【レッドアイズ】使いにとっては、非常に気の毒な改定となりました。
また、シンクロ関連として《ジャンク・スピーダー》《TGハイパー・ライブラリアン》《氷結界の龍トリシューラ》《リンクロス》が制限入り。
発売して間もないカードも含まれていますが、それだけカードパワーが高かったということでしょう。
今回シンクロ関連で規制されたカード達は、制限ではあまり意味がないものが多いと思います。
つまり、次回改定時の禁止予備軍だと考えた方がいいです。だから、あまり暴れないで。
他の規制組については、あまり触れたいものはありませんが、リンク召喚導入前に暴れていたテーマを中心に規制されており、以前に規制・緩和経験のあるカード達が並んでいます。様子見といったところでしょう。
【閃刀姫】【サンダー・ドラゴン】など、規制をほぼ免れたテーマがあるのが少し残念。
今回のリミットレギュレーションの感想は?
— dande@ジェネクスと歩む遊戯王日記 (@dande37413776) 2020年3月15日
緩和組については、【六花】のために《ローンファイア・ブロッサム》《ダンディライオン》が緩和されるなんて夢を見ていた時期が、私にもありました。
エラッタ組については、改めて個別の紹介記事を書く予定です。
(おもしろいギミックが浮かばなければ書かずじまいかもしれない。)
ではでは。